歯科医院を倒産させたくないなら知っておくべき究極の資金繰り術【歯科医院ブログNo.7】

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目次

はじめに

昨年発生した新型コロナウィルスの影響がまだまだ続いております。ワクチンが出来たとはいえ、実経済はこれからさらに冷え込んでいくでしょう。再度の緊急事態宣言で、消費者マインドはさらに冷え込み、歯科医院においても患者さんの診療自粛という影響が続くことでしょう。

このような状況において頭をよぎることは、「倒産」という二文字です。歯科医院の経営においては、多額の設備投資が必要なために借金に依存しています。この借金返済が厳しくなってきた、という深刻な状況に陥る歯科医院が増えてくることと思います。そこで今回は、倒産について学び、倒産回避のための究極の資金繰り術についてです。

倒産とは?

そもそも「倒産」とはどういう状態のことをいうのでしょうね。みなさんのイメージはとても悲惨なイメージしかないでしょう。勿論、大変な状況には変わりないのですが、「倒産=すべての終わり」、ではないのです。歯科医院を倒産させない方法、または、最悪の場合でも本当に最悪の状態を回避する方法もあったりするのです。いままでと何ら変わりなく歯科医院を続けることさえできます。

簡単に言えば、倒産とは、支払いが困難になり事業継続が困難になった状況のことを言います。歯科医院の場合は、銀行の返済が出来なくなったり、材料代の支払いが遅れたりで、お金が回らなくなった状況のことでしょう。

まずは、このようにお金が回らなくなった時が倒産では無いということを知っておきましょう。このことを知っておけば、院長の精神的負担は、多少は解消されるでしょう。

究極の資金繰り術

究極の資金繰り術で倒産を回避することができます。お金が回らないならば、お金を回すしかない。どうやって回すか?

それは収入を増やすか、支出を減らすか、のどちらかですが、倒産かも?と考えている状況では、そもそもの収入が足りていない場合が多いので、まずは、劇的に改善させるには支出を減らすしかないです。

最大の支出は、人件費か銀行の返済でしょう。スタッフの人件費を減らすことはできないので、「銀行の返済をしない」という選択をするのです。返済を止めるということが出来ます。専門的には、リスケジュール(条件変更)といいます。

銀行の返済を止めることは倒産ではありません。銀行に相談の上、収益状況を改善させるための時間をもらい、その期間の返済をストップしてもらうのです。返済をストップしたらお金が回るかどうかがポイントになってきます。そして改善していけば、また返済を再開させて通常の状態に戻ることが出来ます。

お金の管理

開業当時からお金の管理ができていたかが鍵になります。お金が回らなくなるから倒産の危機に陥るのです。では、お金の管理ができていたのか?というと、私の経験上、できていない院長がほとんどでした。自分の歯科医院が経済的に回る数値基準や目安を明確に理解していない方がほとんどでした。足りているのか、足りていないのかを気にしていないということは、闇夜を歩いているようなものです。それでは目的地にはたどり着けません。毎日一生懸命に診療をすることと、歯科医院経営は別モノなのです。

また、お金の管理をしていないが故に、入ってくる以上に生活費を使っている院長が多いのも事実。生活が派手な方ほどピンチになりやすいですね。倒産するかも?というピンチに陥らないために、いくら稼がなければいけないのか、いくら使っていいのか、を自覚すべきです。これを予算と言います。特にお金の予算と実績の管理をすることが経営において大切なことです。

おわりに

入ってくる以上に使っていたら、当たり前ですが倒産が近づいてきます。もしくは歯科院を運営するために必要な資金を稼ぎ出せていなかったら倒産は近づいてきます。倒産が見えてきたら、倒産を回避する行動をとるしかない。

まずは、銀行の返済を止めてもらうという究極の術です。通称、リスケ。銀行の協力を得て、後は収益を改善させ、正常な状態に戻していくしかありません。

コロナ禍において、今後、借入金の返済が苦しい歯科医院が増えることが予想されます。院長も気が気では無いでしょう。改善するために、一定期間返済しないということが出来るということを歯科医院の経営者として知っておくべきです。

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